A級から脱落する危険を犯してまで羽生に挑んだ将棋棋士がいたらしいのですが、誰の事か分かりますか?俺は将棋音痴なのですが、その話を聞いてちょっと感激してしまいました。結局その人はどうなったのでしょうか。
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単に、今年の名人戦A級順位戦最終局で、負ければB級1組に降級する立場で、その相手が羽生さんであった棋士のことであると思います。
その棋士は、「深浦康市八段」のことを指していると思います。この時の模様を衛星放送で観戦していましたが、すごかったですよ。両者駒を固めあって、羽生陣の玉が左右に揺れ、五筋を挟んで長くにらみ合うようでしたが、一瞬の隙をついて7五歩と突いたのが(素人目では仕掛けたのかなと思いましたが)、技がかかったみたいで深浦八段が75分考慮しましたが、「勝負あり」という感じでした。ちなみに、羽生さんは名人戦の首位で挑戦権を獲得しました。
結局、深浦康市八段は、B級1組に降級となりました。※B1は、「鬼の住処」とよばれ、再び昇級するのが難しいといわれています。
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質問の意味が不明です。対局は相手を選べるわけではありません。
例えばA級順位戦なら全員総当りですから必ず全員羽生さんと対戦しますし、
他の棋戦では組み合わせは抽選で決まります。
羽生とやりたいと言って対局できるものではないし、
やりたくないと言えば不戦敗になるだけです。
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ひょっとして、今の将棋連盟会長の米長邦雄永世棋聖の事でしょうか?
米長さんがA級を陥落した時は、A級順位戦は大混戦でした。
3勝5敗で迎えた最終局、米長さんは確か羽生さんとの対局だったと思います。米長さんはその対局に勝つのですが、他の対局者の結果によって陥落したのです。
その対局で、米長さんは、中盤の勝負どころで、鬼手ともいえる、一見すると悪手を指したのです。羽生さんは当然それをとがめ、うまく指したように見えたのですが、10数手後、米長さんの優勢がハッキリしたのです。
一見、棋理にはずれ、悪手に見えた一手が、実は勝因となったのですが、羽生さんにもそれがとがめられなかった、目先の勝負、A級の座ににこだわる姿勢からでは決して選ぶことのできない一手だったそうで、それを羽生戦で指すことができたことに、米長さんは誇りを見いだした、という事です。
この質問については、そのエピソードしか考えられません。
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