将棋の上達の速度と才能や中盤について
僕は将棋を始めて1年近く経ちます。しかし、思うように上達しません。
将棋倶楽部24で10級でしたが、今は12級まで落ちてしまいました。
僕には才能が無いのでしょうか。
最近連敗が多く、必勝の将棋をよく落とします。
特に中盤に良い手がさせず逆転負けします。
僕はどうすればいいのか教えてください。
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連敗したりするのも確率的にはありうることです。むしろよくあることです。
ぜんぶ勝てるほど無敵に強いわけじゃないんだから。
負けるのはむしろ実力を上げているときが多いです。
実力伸びていても結果にはつながらない時期もあるものです。
私はハム将棋で角の筋をうっかりしてあっさり飛車を取られてびっくりするようなレベルなんですがね。
強くなりたいなら、敗因分析が必須です。
強くなるときには考え方の大転換があります。自分の中でそれを起こすことです。
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上達できないでつまらないとしたら、将棋は向いてないのかもしれない。
他のことを頑張ってみるのも良いかもしれない。もちろん、上達しなくても、将棋が好きで強くなりたいなら、
もっと努力するしかないし。別に、それぞれのレベルで楽しめればいいんじゃないかとも思うけど。
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将棋歴9年、将棋倶楽部24の棋力は初段の者です。
まず、最も早く上達する方法は終盤の力をつけることです。
では、力をつけるには?
やはり、問題を解くしかありません。
まず1手詰から始めて、5手詰までは必ず解けるという力をつければ、終盤は強くなるかと思います。
詰将棋のいい本としてましては、「1手詰のハンドブック」、「3手詰のハンドブック」、「5手詰のハンドブック」ですね。
「将棋世界」の3手詰・5手詰まで解ければ、言うことはありません。
さて、中盤ですが、中盤の微妙な変化の違いは定跡の本を読むことです。
どんな定跡の本を読めばいいか?
それは、指す戦法によってもかなり違ってきます。(力勝負にしたくても、まず定跡の本を読み、その上で考えることです)
居飛車党ですと、矢倉は「矢倉の急所」(森内俊之 著) VS振り飛車相手には「居飛車対振り飛車 I・II」(渡辺明 著)、横歩取り・角換わり・相掛かりは「仕掛け大全 居飛車編」(所司和晴 著)を読むことです。
振り飛車党ですと、相振りは「相振り飛車を指しこなす本」(藤井猛 著)、四間飛車党でVS居飛車には「四間飛車の急所」(藤井猛 著)、三間飛車・中飛車・向かい飛車党でVS居飛車には「仕掛け大全 振り飛車編」(所司和晴 著)、また中飛車党でVS居飛車には「パワー中飛車で攻めつぶす本」(鈴木 大介 著)を読むことです。
また、ただダラダラと読むのではなく盤に並べながら考えて読むと、時間はかかるけども、すごい効果があると思います。
また、これらの定跡の本を読むと中盤だけではなく序盤も強くなります。
そして、将棋を指して、もっとも力がつくのは感想戦をすることです。
感想戦とは、相手とその将棋について悪かった手とかを出し合って話し合いながら正解手を探すことです。
また、初心者のうちは早指しよりもゆっくり考えることです。つまり、将棋倶楽部24ですと通常指しか長考指しです。
初心者は思いついた手を何も考えずにバンバン指してしまう、悪い癖があります。
ですので、通常指しなどの持ち時間が長い将棋でゆっくりと考えながら指すことです。
また、考える内容としましては、今自分が考えている手をうつと、相手はどういう手を指してくるかを考え、その次に自分がどう指して、その3手先の局面は現在よりよいかどうかを考えることです。
3手先がしっかりと読めてくると5手7手先・・・・と上達していきます。
最後に、将棋でイライラ来たら、その時点で試合終了です。
冷静になって将棋を指すこと、ムキになればムキになるほどポカをします。
イライラ来たら、その日は将棋をやめることです。
大変、わかりにくい文章になってすいませんが、お役に立てたらなあ、と思っています。
P.S.
よい本を選ぶためには
http://www.shogi-books.com/
ここで調べたらよいかと思います。
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対局後に感想戦をするとか自分の棋譜を見直してみるとかでも結構違ってくるのではないでしょうか。
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ハムちゃん相手に練習されてはどうでしょうか?
http://hozo.hp.infoseek.co.jp/shogi/
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