2012年2月23日木曜日

囲碁と将棋

囲碁と将棋

両方ともプロ級に強くなることは可能ですか?


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不可能です。

プロになるには多大な努力と才能が必要であり、碁と将棋の両方プロになる才能を秘めている人間はあり得ないでしょう。

それに、時間がないでしょう。

まず、3才で碁を覚えて15歳でプロになれたとします。

さぁ、将棋のプロになろう!

と思っても無理な話です。

年齢制限もありますしね^^;

なので、「無理」です。



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不可能ではないでしょう。

現実に、一人だけですが、過去にいましたし。(故・北村文男、将棋五段、囲碁三段)



また、数年前に亡くなられた真部一男さんは、本気で碁のほうのプロにもなりたくて、藤沢秀行に、「本当にやる気があるなら、関西棋院の宮本直毅に口をきいてやる」とまで言われましたが、まだ将棋でトップをめざしていたので辞退しました。



両方プロは可能性はあっても、両方トップになるなんていうのは極めて困難でしょう。

そうすると、少しでも上に行きたい。いずれは名人になりたい。という気持ちでプロになるならば、二足の草鞋でやっていくなんてありえない。必然、ひとつに絞って、ひとつは趣味、そういうながれになると思います。



ただし、最初に挙げた例は、いずれも関西棋院の特例入段があっての話だ、という面はあります。

つまり、奨励会と院生の両方を経験してプロになる、というのはとても困難。

関西棋院のように、プロ級の力のあるものを認めて、特例の入段試験を経てプロにするという制度があるときに可能。



まあ、それでも、それは制度的に両方のプロになる可能性の話であって、力量的に両方のプロレベルになる可能性は無理ではないでしょう。



ただ、プロは誰でも、その他大勢に好んでなることを目指さないですから、両方はやらないでしょ

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